シマミミズって??〜

ミミコンしている方以外で、シマミミズという名前を聞いたことある方いらっしゃいますか?
多分あまり、というかほとんどいらっしゃらないと思います。
ミミズと聞くと、普通に庭にいるミミズを思い出しますよね?
あれはミミズはミミズでもシマミミズとは違う種類で、フトミミズという種類です。

でもミミコンに必要なのはそのフトミミズではなくて、シマミミズの方なんです。

じゃあ、庭で見かけるフトミミズとコンポストに必要なシマミミズ
一体どんな風に違うの?と思われるでしょう。
以下、比較してみますね。



  フトミミズシマミミズの比較 


フトミミズ(コンポストに不向き)
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シマミミズ(コンポスト向き)
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体長 10cm〜 6〜10cm
★生活形態 地中に穴を掘って(巣を作って)生活する。
(堀孔種)

表層にある有機物を食し、地中に引き込んで排泄するため、土壌を耕し改良する効果が高い。

耐乾燥性はシマミミズよりも優れる。
表層部(堆肥などのすぐ下)で生活する。
地中深くはもぐらない。
(浅層種)

穴を掘って(巣を作って)生活するという習性がないので、コンポスト容器の中をしょっちゅうかき回されても全然平気。
耐乾燥性はフトミミズよりも劣る。
★繁殖力
(秋に繁殖。
主に、冬季に親は死滅し、子は卵(卵胞)の状態で冬越しするという形態をとる。)

(周年繁殖。コンポストが順調なら
2ヶ月でなんと倍の数に増えるとも。)
寿命 約1年 約2年


★の項でフトミミズに比べて、シマミミズの方が断然コンポストに適する、ということが
おわかりいだだけると思います。

(※フトミミズは穴を掘って生活する習性からも人口繁殖が難しいとも言われています。)
(※ 逆に、庭での土壌改良効果という点でみると、フトミミズのほうに軍配があがり、

シマミミズを庭に放しても、土壌改良効果はあまり期待できないと思われます。)


〜ミミズの体は単純??〜

「ミミズって下等生物でしょ?単純な体の構造してそう!」
な〜んて思っていませんか?
以下はそんなあなたに贈るミミちゃんデータです。
こう見えて(?)、血管はあるわ、神経系はあるわで結構複雑なんです。
さらに血色素はヒトと同じヘモグロビンだというから驚きです。


 シマミミズデータ

環形動物門、貧毛網(ミミズ網)、ツリミミズ科、シマミミズ属、シマミミズ  (学名:Eisenia fetida)
血管系 閉鎖血管系(側心臓あり、血管(背行血管、、腹行血管、腸上血管、側血管)、
血液は血色素ヘモグロビンを含む
呼吸器 なし、呼吸は体表(皮膚)で行う
排出器 腎管(体節器)あり
神経系 はしご型神経系
視覚器 上皮組織に視細胞あり。
光の方向および強弱を感じることができる。
特徴 各体節中央に紫褐色の太いすじ
分布 日本各地、堆肥の近く
体長 6〜10cm
雌雄の別 なし。雌雄同体。
別個体との交雑によって殖える。一年中生殖可能
一日の食事量 体重とほぼ同量程度












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